Uncle Tの決断

50歳を目前に、いまの会社員としての生活に終止符を打つことを宣言。起業なのか、転職なのか、引退なのか?人生の岐路を語る日記です。

金は延べ棒だけでなく、色々な購入方法があります。

前回お話ししたとおり、早速週末に金の購入について金の某有名小売店にいって相談してきました。

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現金で金を買って、その延べ棒を持ち帰るというのが基本パターンと思いきや、それ以外にも様々な取引形態があることが判明し、少し迷ってます。

 

大きく分類すると、金の現物と現物をベースにした先物のような二通りの取引があります。

 

前者は現金でいつでも好きな量を即日売買できますが、後者は「友の会」のようなものに加入して口座を開き、そこで書類もしくは電子取引が行われます。その場合、金の現物は小売の会社が所有・保管し、決済したときにだけそのときのレートで金現物にもキャッシュにもできるとか。なるほどと思いました。金の延べ棒は誰でも憧れると思いますが、やはり保管が大変ですからね

しかし、このような先物や小売の保管サービスは、金現物の最大のメリットである究極的リスクヘッジとしての機能は一部失われます。なぜなら、戦争・災害の際には保管する小売店は責任が免除されるからです

とはいえ、自宅に数百万の価値があることが明白な金の延べ棒をおいておくのも、かなり危険。悩ましいですね。

そして、さらに興味深いのは、税金関係。

金の売却益は、株式とは違い雑所得だそうです。よって、例えば譲渡差益で100万円もうかればそれが所得に加算され、所得税の課税対象になります。しかしこれには面白い裏技があるようです。

なんと、売却等の取引金額が200万円未満の場合は、事業者から税務署にその事実が報告されないのです。ということは、合計で例えば1千万円分の金の売却をしたとしても、その取引額が1回あたり200万未満なら、売却行為が税務署に関知されません。よって、小賢しい投資家は200万円に届かなさそうなグラム数の板を小分けで大量購入しているとか。

 

このように色々なオプションがあることで、以前より迷う要素が増えて困ってます。

 

ま、どちらの方法にしても、戦争や暴落に備えて近々金を購入しようと思います。