Uncle Tの決断

50歳を目前に、いまの会社員としての生活に終止符を打つことを宣言。起業なのか、転職なのか、引退なのか?人生の岐路を語る日記です。

東南アジアの不動産投資は熱いかも!

先日某不動産会社主催の東南アジア不動産セミナーに参加しました。

セミナー終了後即物件を買いたくなるぐらい、とても説得力がある内容で、正直関心しました。

 

ポイントは、日本という国自体の将来性が明るくないのに、日本にしか投資をしない人があまりにも多く、大きなチャンスを逸しているということ。

 

今回の自民圧勝で裏付けられましたが、日本の保守的な風土は暫く変わる兆しが見えません。ということは、外国人受け入れ政策が進むわけがなく、ますます生産人口が減り、かつてのスペインやポルトガルのように「衰退」をしていくのは、ほぼ間違いないでしょう。だって、人がいなければ、国は潤いませんよね。

 

であるにも拘わらず、日本人投資家は東証一部の銘柄や日本の不動産への投資が圧倒的に多く、現に急成長を遂げている東南アジアには殆ど関心がないようです

 

セミナー講師が見せた1枚のチャートが印象的でした。同じように「衰退」した大国としてイギリスを挙げ、もしイギリス人が戦後から日本円に投資していた場合、この50年でその資産は8倍以上になっているとのこと。

 

とても単純な話であるものの、「衰退」する側から見るという斬新な発想は、日本人が東南アジア投資を検討するうえでは、大変説得力がありました。

 

とはいえ、すでにシンガポールやマレーシアは成熟しつつあるので、爆発力をもとめるならベトナムカンボジアあたりになります。

 

ここからは私見ですが、ベトナム人は大変勤勉で、且つまだ労働賃金が安いため、今後も大きい成長が見込まれます。一方、カンボジアに関してはまだまだ未知数です。自分の会社の例を挙げれば、ベトナムには大きな事業所と工場がありますが、カンボジアのビジネスはまだ小粒で、シンガポールからの遠隔操作で十分成り立っています。

 

このような不動産物件は、多くの場合外国人駐在員向けであり、需要はほぼ100%外国のビジネスマンや政府関係者です。それを考えると、カンボジアには大きな空室リスクがあると言わざるを得ません。

 

よって、狙いどころはベトナムかと。

 

ベトナムの話を、セミナー主催の不動産会社に近々ヒアリングしにいこうと思います。