Uncle Tの決断

50歳を目前に、いまの会社員としての生活に終止符を打つことを宣言。起業なのか、転職なのか、引退なのか?人生の岐路を語る日記です。

ビットコインの賛否両論、かなり加熱してきましたね。

最近ビットコインに関して、完全なバブルだと言いきる「旧体制側」と、まだまだ過小評価されているという「先進派」にきれいに分かれていて、ビットコインホルダーとしては興味深い議論になっています。

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典型的なバブル論者は、ビットコインを17世紀のオランダのチューリップマニアと比較をし、何一つ実体がなく投資家による投機的な動きのみがその価値を支えており、もう少ししたら確実に大暴落すると言います。

 

一方、ビットコイン信者は、現在のビットコイン時価総額はまだ小さく、且つビットコインの供給量はシステム上決まっているため、ビットコインが1億円になることも理論的には可能だと説きます。それは、同時にドルや円などの基軸通貨の利用価値が下がることによる貨幣価値の低下も意味しています。即ち、ビットコインの利便性がドルや円の価値自体をさげるので、その時点でのそれぞれの通貨価値として数千万円や1億円になってもおかしくないということです。

 

さて、どちらが正しいのでしょうか。

 

たしかに、客観的にみれば、バブルの兆候はたくさんあります。チャートの動きもそうですし、もっと大きいのはビットコインを実際の通貨として利用している人よりも、キャピタルゲインを狙う投資的な動機で購入している人のほうが多いように見えます。であれば、ドルや円の通貨価値が下がるほどのムーブメントになる前のこの高騰ぶりは、実体が無いバブルと言われても仕方がないでしょう。

 

一方、ビットコインには際立ってユニークな面があります。それは、ビットコインを購入することは、各国の政府や規制機関から完全に解放されたピアToピアの通貨がいずれ世界を席巻するという、ある意味革命的な発想に賛同・共感することを意味します。このように通常の投資商品よりもきわめて「情緒的」な購入動機が存在する以上、バブルで必ず起こるような「投売り」が行われにくいのではないでしょうか。

 

自分の勝手な予想としては、両勢力の戦いが引き続き繰り広げられるなか、今後ビットコイン相場は上がっては下がり、下がっては上がるという現象を繰り返すものの、最終的には5万ドルもしくは10万ドルのような心理的節目となる金額までは上がると思ってます

 

楽観的過ぎますかね。

これらの動向を楽しみながら、引き続きホールドしていこうと思います。