Uncle Tの決断

50歳を目前に、いまの会社員としての生活に終止符を打つことを宣言。起業なのか、転職なのか、引退なのか?人生の岐路を語る日記です。

1億円を稼ぐにはどうしたらいいか?

普通の会社員が、ある日突然「5年後に1億円を稼ぐ!」と決意したとしましょう。

その場合、現実的に考えてどのような手法でその目的を達成できるでしょうか。

しょうもないシミュレーションですが、一応整理してみます。

 

その1)ひたすら会社員を頑張る

 仮に、42歳で日本企業に勤める課長だとします。日本を代表するような大企業でなければ、おそらくその会社では給与収入で1億円を稼ぐことは、社長になったとしても不可能です。さらに、一般会社員は自分がいくら成果を出したとしてもそれは給与に直接還元されず、せいぜい人事考査で良い点をつけられ、一桁%代の昇給がある程度でしょう。

 

よって、環境を大幅に変える必要があります。1億円の給与が得られる会社に転職するか、歩合制など成果完全連動型の会社に移る必要があるでしょう。

 

1億円の給料がもらえるのは、日本では大企業の代表取締役以外はほぼなく、ほとんどの場合そのような会社の社長は生え抜き、もしくは創業一族であるため、転職でその地位を手に入れることはできません。

 

そうしますと、転職で給料1億円を実現するためには、給与体系が実力直結型で且つ幹部職の給与が手厚い欧米の企業に行くしかありません

 

しかし、外資系の場合でも、1億円の給料となると主要マーケットの支社長クラス、もしくは本社の重役あたりまで昇らないと、達成できません。

 

外資系のトップ争いは熾烈を極め、おそろしく主張が強く政治に長けている欧米人やインド人を相手にしなければなりません。それら競争相手を説き伏せるための言語力は当然、卓越した業務執行力・求心力・行動力が必要で、少しのミスや読み違いが命取りになります。さらに、幹部社員になればなるほど雇用が不安定で、万が一ラインから外れた場合は、容赦なくクビになります。

 

はたしてたった5年で、一般的な日本企業の42歳会社員が、外資系の幹部職まで昇ることは、できるのでしょうか。可能性はあるものの、現実的にはなかなか厳しい道のりですね。よっぽどの自信家か努力家でなければ、実現度は低いでしょう。

 

1億円獲得作戦「その2」は次回にお話しします。